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ラーメンの街 青森

青森市民はラーメン好き

H19年の総務省家計調査によると、「中華麺の購入金額」は全国2位。「カップ麺の購入数量」は全国1位です。青森市民は無類のラーメン好きで、青森市は全国屈指のラーメンの街といえます。食べる側も造る側も、ラーメンファンとして自分の好きな味にこだわり、「古くから慣れ親しんだ伝統の味」や「新開発された美味しい味」を暮らしの中に取り入れています。

激しい競合状況の中、市民の支持を集めている人気ラーメンとは?青森ラーメンとは?
それは、ぜひ皆様ご自身でお確かめください。青森の街で、皆様とお会いできますことを心待ちにしております。

青森ラーメン史

写真:ラーメン史写真01
昭和11年頃の青森駅から安潟方面

写真:ラーメン史写真02
昭和10年頃の青森駅舎

大正時代が終わる頃、五所川原に中国人による支那蕎麦の屋台が登場。 詳細は不明ですが、これが青森県のラーメンのお初とされています。 厳しい風雪の中、体を温かめてくれるラーメンは地元の人々に歓迎され、支那蕎麦は県内に広がりをみせました。

青森市のラーメンは、蕎麦屋から始まりました。戦後、闇市で賑わう駅周辺の市場では、蕎麦屋・食堂が「中華蕎麦」をメニューに取り入れました。焼干しや煮干しが、安く簡単に手に入るからです。鉄道と青函航路を結ぶ青森駅前には、リンゴ市ができ、ラーメンの屋台も立ち並びました。駅前ラーメンの味は、市外の人々が多かったせいか、市場の味と比べると脂分が強かったようです。その後、駅前の屋台は市内に進出し、ラーメン専門店化が進みます。出汁・スープ・麺・具には、それぞれ改良が加えられ、多くの美味しいラーメンが登場、現在に至っています。

「煮干し・焼干し」全盛の背景

写真:「煮干し・焼干し」全盛の背景

煮干しは、イワシ・アジ・サンマなどを原料に、保存食として国内全般に普及しています。ご周知のとおり、青森県は日本海・太平洋に面した漁業が盛んなエリア。厳しい風雪にさらされる冬の保存食として、煮干し・焼干しを古くから重宝し、味噌汁や煮物に使用していました。

青森県五所川原に、中国人屋台の「鶏ガラ・塩」のシンプルな支那蕎麦が登場してから、津軽の人々の口に合う煮干し・焼干し出汁のラーメンが増えていき、青森ラーメンの原型「魚介系出汁のラーメン」が形成されていきます。むつ湾で獲れる良質なイワシを使った焼干しは、大変高価です。安く手に入る地元だからこそ、焼干し出汁のお店が多いのです。

進化発展を続ける青森のラーメン

写真:進化発展した青森のラーメン

青森市民は、なぜこんなにラーメンが好きなのか。「冬など、体を温めてくれるから?」「家庭でも簡単に作れるから?」…。理由は沢山あると思いますが、答えはシンプルに「そこに美味しいラーメンがたくさんあるから」でしょう。

「煮干し・焼干し」全盛の青森に、札幌味噌ラーメンや博多とんこつラーメンが登場した際、青森市民は歓迎して受け入れ、現在も多くのファンがいます。必ずしも「煮干し・焼干し」じゃなければいけないということではなく、美味しいラーメンであればOKなのです。そんな青森市民に喜んで貰うべく、「伝統の味」を守り発展させるもの、新しい味を追求するもの、造り手もそれぞれの個性を発揮して「美味しいラーメン」を作り続けています。激戦区の青森において、ラーメンは常に進化し続けています。全国に名を馳せる青森のラーメンも多くなってきました。

皆様、ぜひ一度、「ラーメンの街 青森」を訪れ、自慢の逸品の数々をご賞味ください。


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